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2024/04/29 02:25 |
お菓子の家。

「夜」を味方につけた夜。
「あたし」が溶けた闇は星を横目で流し、愛で、さらに上へ上へ。

とろん。

何にも気付いていない人間達が手放しで「宇宙」と呼ぶ場所へ。
アリが群がる甘い甘いお菓子の家とはもうお別れよ。

夢みたいな魔法の白砂糖。
嫌味な甘さに宇宙のお仕置きを。

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2010/09/08 08:52 | 夢見る夢子
五月の病。

「痛い過去を見続けるよりも、
 これからは未来の話をしていこう。」


ねぇ、気付いてるかな?
窓の外にはもう梅雨が来てるのよ。

窓枠型に灰トーン。
梅雨の足音ポタポタと。
雨粒光る蒼い梅雨が死んだなら。

今度もあたりまえな顔で夏が来る。

体突き抜ける程の太陽を味方につけて、
ただでさえ黒いアスファルトをためらいもなく焼き焦がし、
正しい景色さえも、無意識にゆらゆら揺らしてしまう、眩しい夏の足音を。

正しい姿勢で聴く準備、そろそろ始めなきゃな。

たいして変わらない日常の中で、ひとつだけ、人生に関わる、変化、があった。


去っていった人がいる。


無駄に煌めく素敵な色と香り、想い出だけを残して、白い後ろ姿で去っていった人。

芯が強くて、我が強くて、
でも何処かが確かに脆くて、弱くて、そして儚い人だった。

とても大切な人だった。

「だった。」と言い切ると。
それは限り無く過去形になるけども。
でも、今だけは、あえて、「だった。」 を使おう。

優しいあなたが、
何度もあたしにそう願ったからね。

あなたがいなくなった事実。

それはちょっと切ないこと。
それはちょっと淋しいこと。
それはちょっと哀しいこと。

でも同時に、それはちょっと愛しいこと。

で、あるということ。

それらの気持ちは、あなたに対する甘い想いがあるが故に湧き、
ほんのり胸に色を付ける、きっと、今のあたしには必要な感情だから。

少しずつ。
ゆっくり大切大切に。
手のひらに集めた続けた星砂。

ほんの一瞬、目をつむった隙に、指の間からサラサラ流れ、海に溶けてしまったような、
そんな三月が過ぎ、慌てて溶けてしまった星砂を探し、見つけられないままパタパタと、
彼のいない四月が過ぎて逝った。


言いたいことは山ほどあった。
聞きたいことも山ほどあった。
謝りたい、ずるい言い訳も、
心底、解きたい誤解も、
山ほどあった。


そして束の間の雨上がり。


ダイヤモンド色した滴を飾り、きれいな新緑色した五月の足音が聴こえる今。
あたしが見つけた四つ葉のクローバーが、もうすぐあなたに届くだろうね。


ああ、そうか。


あたしは正しい姿勢で、あなたが生きている世界を愛し、
優しいあなたの望み通り、何よりあたしはあたしを愛すのみ。

あなたは、あなたの行くべき場所へ行っただけ。
あたしは、あたしの行くべき場所へ行っただけ。

たとえあなたが忘れてしまっても、
あたしが覚えていれば、きっと、凛と繋がるね。

あたしが想ったその瞬間、
無くした星砂は手のひらに甦り、
キラリと生きる魅力色を放つということ。

それに気付いたから。

ありがとう。
あたしの味方になってくれて。

覚えていて。
あたしもずっとあなたの味方だよ。


「また会える、かもよ?」


遠い日を淡く夢見て。

今日も昼が眠り、空に瞬く星を合図に、夜が目を醒ます。

2010/05/17 07:07 | 夢見る夢子
ベール。

フラッシュバックしてる夢を魅てフラッシュバックするなんて、

なんてまぬけな朝。

涙色したクリスマスイヴ。

町の色や空気の色に染まりたくてメイクをしてみたけれど。

なんてまぬけな顔。

誰かの顔が貼り付いているみたいだわ。


最近は、空から掛かってるカーテンの様に、
あたしの周りで残酷にユラユラ遊んでいるベールが、半トーン薄くなったような気がする。

良くも悪くも「薄く」なって、あたしを覆ってる。

相変わらず、左手は自分のモノでは無い。
それは、無理矢理塗られた不本意な色のマニキュアの様に鼻につく。

「不本意」だけど「嫌い」じゃない。
「嫌い」じゃないけど「不本意」だ。

否定はしないけど。
存在することに納得もしていない。

いろいろなものの中間でユラユラしてる。

そんな「あたし」が、まるで空のカーテンで、
ベールそのものであり、それは、やはり残酷なのだ。

 


2009/12/24 10:59 | 夢見る夢子
夢盾

いちにちの疲れや思考をリセット出来るほど、ちゃんとした睡眠がとれません。

日々、トロンとした生ぬるい夜の帳がおりる頃。

星も月もぬるく輝き、酸素の少ない空気が胸をかすめます。


そんな夜に、あたしの愛する人たちは何を夢見てるんだろうか。
そしてあたしも、これからの現実に何か夢を見るんだろうか。


「夢ばっか見てんじゃないよ」
「もっと現実を見なさいよ」


とよく言われますが、はてさて、なんのことですか?


正真正銘の夢見る夢子なら、あたしはなにゆえ、こんなにも苦しいのですか。

「夢ばっか見てる」なら、あたしはなぜゆえ、こんなにも悲しみにくれるのですか。


たとえあたしが気づいてないだけで、
本当は夢ばっか見てるとしても、それ込みであたしの「現実」だ。

お前の「現実」にあたしを巻き込むな。
あたしの「現実」にお前は入ってくるな。

「正論」という名の武器ばっか振り回すなよ。
「普通」という名の武器ばっか振り回すなよ。
「常識」という名の武器ばっか振り回すなよ。

まともに当たった傷は、結構痛いんだよ。



2009/11/11 11:43 | 夢見る夢子
猫ごころ。


たとえばあたしが猫だったら、あたしはもっと楽になるだろうか。

しなやかな心と体なら、思うまま、自分を愛せるだろうか。


美しくない自分を赦せるだろうか。
美しくない他人を許せるだろうか。


いくら体を黒く塗ったって、黒猫にはなれなかった。

あたしは猫の様にしなやかには生きれない。

猫の様にしあわせにはなれない。

ねこじゃらしは掴めない。



2009/10/17 23:16 | 夢見る夢子
宇宙人
昨日の夕焼けは、空が死んだんじゃないかってぐらい真っ赤でなんだか涙を誘った。


あたしはあたしが心底めんどくさい。

美しくない感情が体いっぱい詰まってる。


きっとあたしの分厚い皮膚の下には、もうひとまわり小さいあたしがいるはずなんだ。

腕を切って手を突っ込んで中にいる小さいあたしを探したけれど、見つからなかった。

あたしはあたしを脱ぎたかった。


手がチーズのように伸びていく。

気を抜くと体中の関節がポロっと外れてバラバラになる。

バラバラにならないようにぎゅうって強く強く体を抱きしめるけど怖くてたまらない。

バラバラになった体はそのうち、さらに小さく粉々に、細胞ひとつひとつ散り散りになる。

散り散りになった細胞は、宇宙の力で強引に引っ張られていく。

だからあたしは、そのうち宇宙にポツンと浮かぶゴミになる。



まぁ、宇宙のゴミになっても。
そこから、好きな人たちが住む地球が、
まんまるくキレイに見えれば、それもいいかも。と思う。


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2009/09/08 19:14 | Comments(0) | TrackBack() | 夢見る夢子
三角の目。

具合が悪い。

フラフラする。

めまいと、立ちくらみと、動悸と、息切れ。

さっき血圧測ったら上が80しかなかった。

びびった。ちなみに下は55だった。びびった。




この前の診察で、先生に、子供の頃の話を少しだけした。


小学生の頃から太っている自分がとても大嫌いだったこと。

体重が書いてある通信簿を、クラス中に回されて嫌だったこと。

休み時間になると廊下で大勢の前で体重を言いふらされたりしたこと。

そして、全校集会では大勢の生徒の前で体重を言われてみんなに笑われたこと。

小学生の頃から、漫画雑誌「りぼん」は只の楽しいマンガではなくて、自分の頭を殴る為の道具だったこと。

だから、頭はいつもたんこぶだらけだったこと。

自分は醜くてドロドロしたモンスターだということ。



先生は、「そんな小さい頃から自分のこと傷付けてたの?」と言った。

そして、「自分はモンスターだから。」と言うあたしに、

「ボクにはそうは見えないけど。」とひとこと言って、三角の目で笑った。


先生はお医者さんだから、あたしが傷付かないように嘘をつくの?
それとも、あたしの目が曇ってておかしいの?
だって、あたしはモンスターじゃないの?


あたしは何度も自分を否定し続け、先生は何度もあたしを肯定し続けた。

毎回、そんなやりとりしか出来ないから、先生には、とても申し訳ないなぁ・・と思う。

でもあたしがドロドロモンスターなのは事実なのだから、どうしようもないよなぁ・・とも思う。



「そんなに自分をいじめるなよ。」

先生はそう言って、また、三角の目で笑った。



「自分の歪んだ考え方を見直して次にいかす」のが今のあたしの宿題。

子供の頃みたいに、先生から出された宿題を、あたしは毎日せっせとこなす。

たまに嫌になって、宿題を破って捨てちゃうこともあるけども、
しばらくしたらゴミ箱から拾ってセロテープでくっつけて続きを書くんだ。

病院を卒業したら、先生はあたしの通信簿になんて書いてくれるだろう。

少し、ほめ言葉が書いてあると、うれしいな。

そしたら、もう子供の頃みたいに、通信簿をコソコソとランドセルに隠したりしない。

みんなに見せびらかそうかな。



そして、そんなあたしを見て、

先生がまた三角の目で笑ったら、あたしも、同じ、あの三角の目で笑いたい。と想う。



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2009/08/19 22:01 | Comments(0) | TrackBack() | 夢見る夢子
HAPPY BIRTH DAY!



あ。

今気付いた。

今日誕生日だ。

 

ハッピバースディ あたし~

ハッピバースディ あたし~

ハッピバースディ ディア あ~たし~


ハッピバースディ トゥーミー

 

はい、拍手~。

25になりました。

 

やっと年齢聞かれたときに、
24っつったら「あ、トゥエンティーフォー?(笑)」って言われる事もなくなります。
やっとジャックバウアーの呪縛から解き放たれます。
さらば、ジャック。


四半世紀 生きました。


いろいろありました。
「24からはお肌の曲がり角」と散々言われてきましたが、


もう25になって「愛しのお肌」は山あり谷あり、時には戦場を駆け抜け、
時には砂漠でオアシスに見とれちゃったり、とにかく曲がりに曲がって、
どうやら帰り道分からなくなって、今頃トルコあたりで迷子らしいです。


25になってもこんなんでいいんでしょうか。
全然「おとな」なりきれてない。
人様に迷惑かけまくり。
お世話なりまくり。
25の自覚無し。


あげくスキャンダラスのひとつも無い。


25つったら、おしゃれなレストランで、
有名ブランドの指輪が、シャンパンの中からカランッて出てきてもおかしくない状況。

25つったら、四捨五入したら30な訳で、
パーティでワイングラス片手に純白のドレスに身を包んでてもおかしくない状況。

あ。ちなみに今年。ソレ。妹がやりまーす。
姉より先に。とんだ下克上で織田信長も真っ青だよねー。

ついでに来年。ソレ。兄もやりまーす。
マジで?義理の姉が出来まーす。



・・・おかしいねぇ?

去年の抱負に「今年こそはフライデーされたい」って超・達筆で書いたのに。

神様に届かなかったのかしら?

え、配達ミス?
え、神様、家に不在?
あのアウトドア派め!

・・・・・・・・・・・・・。

どーりで、スキャンダラスな出来事もフライデーも無いわけだー。

フライデーならある意味、毎週ちゃんと休まず迎えてきての25年なのに。


25歳って、今まで何やってたんだあたし?

考えてる事は昔のブログに書いたこととほぼ同じです。


戒めに貼り付けておこうか・・


2006・7・17

子供の頃のように、何も考えずに、
自分の誕生日を、手放しで喜べなくなった。
無邪気に自分のことだけ考えて、
あたりまえに明日に希望を見出せなかった。


10円の駄菓子も50円のアイスも、

子供の頃のように、「これさえあればいい」なんて思えなくて、

子供の頃のように、手の平でキラキラ光ってはくれなかった。

 
それは、あたしにとって、とてもショックなことだった。
あたしは誕生日がくるのが怖くてたまらない。

 

無意識のうちに体だけ大人になっている。

あの頃とはもう違うんだ。

あの頃には戻れないんだ。

いくら嫌でも、君はもう大人なんだ。

 

そう決定付けられた気がして、

怖くなって、少しだけ泣いた。

 

漠然としてる不安を前に、幸せなはずの誕生日に、

わざわざ「悲しくて泣いている自分」がとても滑稽で、それが余計に涙を誘った。

 


空を見ていたら、庭の木蓮の樹の上に、一匹のせみを見つけた。

殻から出たばっかの、真っ白な、無垢なせみ。

 

薄く緑がかった白い、やわらかな翅がとても綺麗に見えた。

子供の頃のあたしだったら、せみの命の美しさになんか興味を示さなかっただろう。
子供のあたしはせみはどこまでも「只の虫」だったからだ。


今のあたしは、子供の頃のことばっか考えてて、過去しか見えてなくて、

目の前にある、「大人になってから見える素晴らしいもの」から、

目を逸らせていたのかもしれない、そんな気がした。

忘れない為にも、写真に残しとこう。

 


大切なことは、過去を嘆くことよりも、
今 目の前にある素敵なものを大切に見つめることだ。


                   おわり。

 

 


それが出来ないから今も苦しいんだよね。

でも今は「過去」しか見えてなくて。ではないと思・・いたい。
「現在」も」「未来」もバランスよく見れてると思・・いたい。

む、む、むしろ「過去」の方があたしを解放してくれないんだっつーの。

忘れたい「過去」が夢の中まで追ってくるんだっつーの。

あたしは捨てる気マンマンだし出来たらやってるわい。

 

真面目な話、

今のあたしには、核、つまり「中心」が無い。

心の「中心」に無数の風穴が空いてる状態なのだ。

塞がらない穴をピューって風が通り抜けていく。

風が通り抜けるたび、痛くて痛くて、もう平気な顔してなんて立ってられない。

 


愛する絵は少し前に「手放した」し、
愛する家族は少し前に「あきらめた」し、
愛する人は、あたしのでっかい風穴を塞いでくれて、
やっぱどんなに拒否られても、今でも好きです。

だけど、彼もあたしの「中心」じゃあない気がする。
むしろ、そうなってしまってはダメなような、気すらする。



25歳は「中心」を探す旅になりそうだ。

・・そんで出来れば、ちょっとでいいから・・・・・モテてみたい。

って、誰か、最寄の駅で神様見かけたら、そう伝えといてください。


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2009/07/17 13:28 | Comments(0) | TrackBack() | 夢見る夢子
ここ3日。
今朝は嫌な夢で目が覚めた。

またいつもの夢。

あの人が追いかけてくる夢。

すげぇ怖くて、起きたとき顔が涙でボロボロだった。

お母さんに起こされたんだけど、また現実と夢とごちゃごちゃになってたみたいです。

何やったか覚えてないんだけど、お母さんのこと突き飛ばしたらしいです。申し訳無い。

そして、推測ですが、ベッドの横の壁を殴ったり蹴ったりしたのかな、今、手足が痛いです。



「調子いいよ!だいじょうぶ!」



とか、心からの笑顔で言いたい。

いや、結構大丈夫なフリするのは得意なんで言っちゃうんですが。

そう言って、友達の家から帰ってきたあと、ちょっと荒れる。

完全に自分の軸がブレる。それもわかってるんですが、

家族にも先生にも、「だいじょうぶ☆」って言ってしまうんですね。

長い期間でクセになってるんですかね。

哀しい性やね。



主治医の先生いわく。


「疲れが溜まってどうしようもなくなると奇行に走るね~」


らしいです。

奇行ってなに?

あたし変なことしてないもん。

たぶん、先生は「雨の中で裸足で歩く」とかそういうことを言ってるのかな?

「奇行」に入るの、コレ。

全然フツーなんだけど。

うーん・・難しいね。

たまに気分がふわふわしちゃって大胆になっちゃうことはあるけど。

「あ。今。飛べる。」
つって、高い所から飛び降りたり。

「水たまりの中の住人になるんだ~」
つって、水たまりの中に入ろうとしたり。

してたらしい。あたしはした覚え無いんだけど。

コレも「奇行」に入るのかな。

「奇行」って「奇妙な行動」の略デショ?

客観的に見て、コレ全然、奇妙じゃないじゃない。

高い所はちょっと危ないと思うけど・・

覚えてないのはちょっと奇妙かもしれないけど・・

奇妙って、奇行って、もっとこう・・

新聞紙逆さまに読んでる人とか・・?
プリンをストローで吸って飲む人とか・・?

そういうんじゃないのかしら。謎です。





ああ、胃が気持ち悪い。

そういえば、おとといから胃に不快感が。


「臓器が重い。内蔵が気持ち悪い。」
「体の中身、全部出して、ゴシゴシ洗いたい。」


入院中も看護婦さんにコレ言って訴えたんですけど、出来ないそうです。

・・そうなの? その気になれば出来そうなのに。



食べて吐いてを繰り返してしまいます。

朝からいろいろ冷蔵庫にあるものを漁って食べました。

さっきもチンするスパゲティーを3袋いっきにたいらげました。

カルボナーラ食べて、ほうれん草のクリームスパ食べて、なすのミートソーススパ食べて、

そのあとデカいヨーグルトもいっき喰いして、カステラ、カレー、コーンスープ・・


えとせとらーのえんどれすー。


その時の自分の考えてることを振り返ってみるけど、よく分からない。

たぶん何も考えてないからだと思う。

感覚として、食べてるのは自分じゃないような気がした。

自分じゃない別の誰かの体に入ってるような感じがする。

でもいろんな角度からその行為を見てたような気もする。

体の中にいるやら外にいるやら、意味不明で変な感覚。

唯一覚えてる気持ちは、トイレで便器に顔突っ込んで吐いてるとき。

「何でこんなんで生きてるんだろ」って思った。

だって便器汚いし臭いんだもん。



いつか、こんなのから全部、開放される日がくるのかな。

いつからこんな自分を嫌いになってしまったのですか。

そもそも、いつから歯車は狂ってしまったのですか。

どうして歯車は、いつも、ギチギチと、
無駄に大きな音を立てるだけで、
かみ合ってくれないのですか。

キレイにかみ合ったら自分を好きになれますか?

そんな日が来ますか、生きてさえいれば?

こんなあたしでも、それを夢見て、

生きてもいいんですか?



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2009/07/11 13:46 | Comments(0) | TrackBack() | 夢見る夢子
待ち合わせは今宵、狂い咲いた星空で。

「想い」と「言葉」をもっと大切に扱いたい。

と、常々、思います。

あたしは言葉づかいが悪いんです。

それに加えて「想い」を「言葉」に変換するのがどうもヘタクソらしいんですね。

話の意味が分からないよって何度言われたことか・・話飛びすぎって何度言われたことか。



頭の中で暴走する「想い」を文字にすることで、一時的にであっても、鎖で繋いでおける。

文字を繋ぎながら、自分の心と体も繋いでいく。という作業を大切にしたいです。

その為にブログを書きます。

見直すために努力します。

「あたし、頑張ってます。」

とか言うと、エラそう。

だから言いますまい。

「頑張ってる」など。

言えますまい?



家でも病院でも、

「あ、コレ今、言わなきゃ」

と思っても、言葉出てこないんだよね。

「伝えよう!」と思うと、途端に「想い」が頭ん中で宙返りして、そのまま戻ってこない。

「おぉーい、ドコ行ったぁ?」ってな具合に、はるか遠くへ飛んで行ってしまう。

というか、

飛んで、逝ってしまう。

の方が正しいような気がします。

想いが逝く。死んじゃう。

しばらくしたらむくむくっと生き返るんだけど。

話してる途中で何の話してたのか分からなくなるよー。

ホントすみません。ホントごめんなさい。

主治医の先生とか、仕事とはいえ、時間をさいて話聞いてくれてるのに、ホント申し訳ない。

そういえば、いちど、前に、先生のことを、
「あんた」って書いていました。ブログに。後悔。

ノリで書いちゃったーごめん。とか言えたらいいんだけど、

本当は覚えてないんです。とかマジ言い訳にならない。

覚えてなくてもやってるのはあたしなんだからね。

あたしがあたしの指揮を執らないで誰が執る!?

肝に命じて気をつけます、「言葉づかい」

地道に続けます、「言葉繋ぎ」

頑張ります、「心繋ぎ」



そして今日は病院だった。

先生はレッドカード制度を無しにしてくれると言いました。

ありがたい。

とてもありがたい。

その話、あたしの中でどんどん大きくなっていっちゃってたから。

ふいに先生が言ってくれた言葉で、正直、涙出そうになってしまいました。

体中の力が、ふわぁって抜けた。

軽く、意識、遠のいた。

いや、冗談じゃなく。

ホントに眩暈が。

でもよかった。

ありがとう。




そういやぁ、今日は七夕だ。

織り姫と彦星は無事に会えたのかしら。

ベランダから乗り出して、天の川を探して見てみた。

今朝の天気予報で「沖縄はキレイな星空が見える」って言ってたから。

でも、月が満月に近くて、何だか眩しくて、目を凝らしても星3コしか見えなかった。


・・・・・・・・。

まぁ、いいよね。

1年にいちどだもん。

2人っきりにしてあげよう。

゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜ *・゜゚・*:.。. .。.:


去年、短冊に書いたあたしの願い事は叶わなかった。

何枚も書くと、効力が薄れるような気がして、
今いちばんの願いを、ていねいに、いちまいだけ書いた。



「聖くんが元気に戻ってきますように。」



「聖くん」とはあたしの数少ないお友達だ。
入院中に自殺を図って、そのまま別の病院に移ってしまったお友達。



「聖くんが元気に戻ってきますように。」



聖くんは一命を取り留めたみたいだけど、
移った先の病院で、今年、もういちど自殺を試みて、
そのまま、お星さまになってしまいました。

さっき、あたしはそのことを思い出して、泣いた。
きっと、一生、七夕になると、聖くんのこと、想い出すんだろな。


「聖くんが、今、辛くありませんように。」


今年の願い事いちまい。
叶いますように。

見えない星空に願った。



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2009/07/07 23:41 | Comments(0) | TrackBack() | 夢見る夢子
溶けない記憶と解けない夢
昨日の夜、やっぱ寝たのは夜の12時過ぎで。

困った事に、よりにもよっていちばん見たくない夢を見てしまった。


夢の中であたしはある人から逃げていて、

そらもうすごい速さで走るんだけど、なんせ相手は男なので。

ものの数秒で追いつかれて捕まってしまった。

腕を掴まれて、その手の感触が生々しくて、まるで掴まれた箇所から腐ってくような。

昔、あたしの心を殺した犯人。

が、あたしの身体を腐らせる。


もう、その彼に怒りは無いけれど。

悲しみだけは何年経っても消えないもんだなぁ。

これをいわゆる心の傷って言うんだろうなぁ。

時間が解決してくれるってホントかなぁ。

相手のことを許してもなお、こんな夢を見てしまうあたしは、本当には許せてないんだろう?

忘れたくても忘れられない。

忘れたと思っても追いかけてくる影。

たぶん、一生逃れられないんだろうなぁ。


掴まった手は徐々に腐り落ちていって、あたしは自分の悲鳴と彼の影にのみ込まれる。


逃げても逃げても無理だよ。

記憶を必死で溶かしてきたけど無理だよ。

散々、彼の手で腐った身体は、彼の手によってあたしのベッドに寝かされた。


たぶん今、思えば、そこで目が覚めた。

でも自分のベッドで寝てるあたしは夢と現実の区別がつかなかった。

耳をすませて?

部屋の隅っこに彼が居る。

あたし以外の吐息が聴こえる。

飛び起きて、逃げた。

兎に角、遠くへ。

玄関から出て。

靴なんか邪魔。

雨で足がすべる。

少し階段を駆け下りて。

踊り場の手すりの上から飛び降りた。

夜の闇があたしを飲み込んで消してくれますように。

彼の目が天罰で潰れてあたしを探しだせませんように。


気が付くとあたしは水たまりの上に倒れてた。

母さんに引きずられて家の中まで運ばれた。

左足のかかとがとても痛む。

両手の甲もひどく痛む。

身体中が腐ってる。

頭が割れそう。


誰か、彼を、あの人を。

あたしに近付けないで。

もう何年も、何年もお願いしてるのに、叶わない夢。


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2009/06/26 11:03 | Comments(0) | TrackBack() | 夢見る夢子
ステキな夢見る魔法のお菓子。
今日はファンタジーな夢が見たい。

と思って食べたら、そんな夢が見れる。

そんなステキな夢見る魔法のようなお菓子がほしい。

あればいーのに。



もう嫌だ、夢。

怖いの、夢が。

毎日嫌な夢見るからもう寝たくない。

でも体力無くなるからしぶしぶ寝るんですけど。

逆に体力消耗しきって起きるってどゆことー。


あたしの夢のリアルさったら、んもう!

出てくるシチュエーションが自分の部屋だったりするから、

夢ん中と目が覚めてからの現実との区別がつかないのね。

夢の中でも夢を見て、その夢の中でも夢を見る。

あー・・怖かったぁ・・夢か・・

と思っても起きても、それもまだ夢。

覚めても夢、夢、夢、夢、夢。


だもんで調子こいて、「どーせこれ夢っしょ。」つって手なんか切っちゃったらさぁ大変。

現実かよ。

血まみれだよ。

現実かと思ったら夢で。

夢かと思ったら現実だった。

最近、その境界線が分からなくなっている。

あっちの世界に行ってしまったらどうしよう。

もし行ったまま夢の世界の住人になって、戻って来れなくなったら?

夢だと気付かずに何かしてしまう自分が怖いです。

このブログも一種の遺書になるかもしれない。

今夜のことは何があるか、誰にも分からないから。


ある日は夢の延長線で自分を傷付けたし、

ある日は朝起きたら両手の甲が異常に青紫に晴れ上がっていた。

どうしてこんな怪我してるのか、何してたのか覚えてない、記憶が無い。

母さんいわく、夜中泣いて叫んでベッドの横の壁をひたすら殴っていたみたい。


もう訳分からん。

夢と現実の区別がつかない。

間違った記憶の方がやけにリアルに脳に響く。


今夜、あたしは一体、どうなるの。


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2009/06/26 10:23 | Comments(0) | TrackBack() | 夢見る夢子

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