いちにちの疲れや思考をリセット出来るほど、ちゃんとした睡眠がとれません。
日々、トロンとした生ぬるい夜の帳がおりる頃。
星も月もぬるく輝き、酸素の少ない空気が胸をかすめます。
そんな夜に、あたしの愛する人たちは何を夢見てるんだろうか。
そしてあたしも、これからの現実に何か夢を見るんだろうか。
「夢ばっか見てんじゃないよ」
「もっと現実を見なさいよ」
とよく言われますが、はてさて、なんのことですか?
正真正銘の夢見る夢子なら、あたしはなにゆえ、こんなにも苦しいのですか。
「夢ばっか見てる」なら、あたしはなぜゆえ、こんなにも悲しみにくれるのですか。
たとえあたしが気づいてないだけで、
本当は夢ばっか見てるとしても、それ込みであたしの「現実」だ。
お前の「現実」にあたしを巻き込むな。
あたしの「現実」にお前は入ってくるな。
「正論」という名の武器ばっか振り回すなよ。
「普通」という名の武器ばっか振り回すなよ。
「常識」という名の武器ばっか振り回すなよ。
まともに当たった傷は、結構痛いんだよ。
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