昨日の夜、やっぱ寝たのは夜の12時過ぎで。
困った事に、よりにもよっていちばん見たくない夢を見てしまった。
夢の中であたしはある人から逃げていて、
そらもうすごい速さで走るんだけど、なんせ相手は男なので。
ものの数秒で追いつかれて捕まってしまった。
腕を掴まれて、その手の感触が生々しくて、まるで掴まれた箇所から腐ってくような。
昔、あたしの心を殺した犯人。
が、あたしの身体を腐らせる。
もう、その彼に怒りは無いけれど。
悲しみだけは何年経っても消えないもんだなぁ。
これをいわゆる心の傷って言うんだろうなぁ。
時間が解決してくれるってホントかなぁ。
相手のことを許してもなお、こんな夢を見てしまうあたしは、本当には許せてないんだろう?
忘れたくても忘れられない。
忘れたと思っても追いかけてくる影。
たぶん、一生逃れられないんだろうなぁ。
掴まった手は徐々に腐り落ちていって、あたしは自分の悲鳴と彼の影にのみ込まれる。
逃げても逃げても無理だよ。
記憶を必死で溶かしてきたけど無理だよ。
散々、彼の手で腐った身体は、彼の手によってあたしのベッドに寝かされた。
たぶん今、思えば、そこで目が覚めた。
でも自分のベッドで寝てるあたしは夢と現実の区別がつかなかった。
耳をすませて?
部屋の隅っこに彼が居る。
あたし以外の吐息が聴こえる。
飛び起きて、逃げた。
兎に角、遠くへ。
玄関から出て。
靴なんか邪魔。
雨で足がすべる。
少し階段を駆け下りて。
踊り場の手すりの上から飛び降りた。
夜の闇があたしを飲み込んで消してくれますように。
彼の目が天罰で潰れてあたしを探しだせませんように。
気が付くとあたしは水たまりの上に倒れてた。
母さんに引きずられて家の中まで運ばれた。
左足のかかとがとても痛む。
両手の甲もひどく痛む。
身体中が腐ってる。
頭が割れそう。
誰か、彼を、あの人を。
あたしに近付けないで。
もう何年も、何年もお願いしてるのに、叶わない夢。
困った事に、よりにもよっていちばん見たくない夢を見てしまった。
夢の中であたしはある人から逃げていて、
そらもうすごい速さで走るんだけど、なんせ相手は男なので。
ものの数秒で追いつかれて捕まってしまった。
腕を掴まれて、その手の感触が生々しくて、まるで掴まれた箇所から腐ってくような。
昔、あたしの心を殺した犯人。
が、あたしの身体を腐らせる。
もう、その彼に怒りは無いけれど。
悲しみだけは何年経っても消えないもんだなぁ。
これをいわゆる心の傷って言うんだろうなぁ。
時間が解決してくれるってホントかなぁ。
相手のことを許してもなお、こんな夢を見てしまうあたしは、本当には許せてないんだろう?
忘れたくても忘れられない。
忘れたと思っても追いかけてくる影。
たぶん、一生逃れられないんだろうなぁ。
掴まった手は徐々に腐り落ちていって、あたしは自分の悲鳴と彼の影にのみ込まれる。
逃げても逃げても無理だよ。
記憶を必死で溶かしてきたけど無理だよ。
散々、彼の手で腐った身体は、彼の手によってあたしのベッドに寝かされた。
たぶん今、思えば、そこで目が覚めた。
でも自分のベッドで寝てるあたしは夢と現実の区別がつかなかった。
耳をすませて?
部屋の隅っこに彼が居る。
あたし以外の吐息が聴こえる。
飛び起きて、逃げた。
兎に角、遠くへ。
玄関から出て。
靴なんか邪魔。
雨で足がすべる。
少し階段を駆け下りて。
踊り場の手すりの上から飛び降りた。
夜の闇があたしを飲み込んで消してくれますように。
彼の目が天罰で潰れてあたしを探しだせませんように。
気が付くとあたしは水たまりの上に倒れてた。
母さんに引きずられて家の中まで運ばれた。
左足のかかとがとても痛む。
両手の甲もひどく痛む。
身体中が腐ってる。
頭が割れそう。
誰か、彼を、あの人を。
あたしに近付けないで。
もう何年も、何年もお願いしてるのに、叶わない夢。
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