7月16日に書いたブログ。
『強ければ強いほど脆く弱い』
あのブログ、書いたのは確かにあたしです・・
・・が、途中から、違います。
あたしの中で何かが起こって、ちょこっと変に狂ってしまったみたいです。
あたしはあの日、確かにブログを書いていました。
その途中で思い出したのです。夕食後のお薬のことを。
先生から言われたとおり、お薬を、3粒、飲もうと思いました。
コップに水を注いで部屋に戻り、パソコンの前でお薬を袋から出しました。
いつもみたく、「信じてないのに効くのかなぁ・・」とお薬を眺め、軽く指先でもてあそび、
そして口に入れて、一気に水で流し込みました。
そして、その後から、記憶が一切無いのです。
今日いちにち、いくら考えても思い出せません。
気が付くとあたしは、居間でテレビをつけて見ていました。
見ていた。というより音を聞いていました。
小倉さんの「あまたつ~あまたつ~」を覚えています。
だから、朝になっていたのだと思います。
すっぱり記憶が無くなってしまうのは初めてではないです。
今までもありました。
あたしは、このブログで消えそうな想いや言葉を繋ぎとめ、
自分のバラバラになった心と体を、「記憶」を繋ぎ直す作業をしています。
だけど、7月16日の出来事は、想いや言葉がとっくに遠くで死んでしまって、
なかなか言葉を探し当て、鎖で繋ぎとめ、見直すことが出来ませんでした。
お母さんの話によると、異変に気づいた時、
あたしは、病院でもらったお薬を全部飲んでいたそうです。
そして、パソコンの前で、その明かりを頼りに、
左手をカミソリでたくさん切り刻んでいたそうです。
案の定、見ると、左手には傷がたくさんありました。
でも、「お薬を全部飲むつもり」なんて微塵もありませんでした。
「ちゃんと量を守って飲みます。」と先生と約束したばかりだったからです。
そして「切りたい」という想いもありませんでした。
どうしてこんなことになってんのか自分でも分かりません。
自分が分かりません。
自分を信用出来ません。
自分の心の状態がどうだったのか全く思い出せないのです。
ブログも読んでみたんですが、途中から全く書いた覚えの無い文章がつらつらと。
意識は無いにしても、書いてるのは、紡ぎ出してしまったのは、
あたしなので、もちろん責任はあたしにあります。
7月16日のブログに書いたことも、
それを見て怒った友達のコメントへの返信も、あたしの本音だと思います。
種、あたしは哀しい人間です。
種、あたしも同じ、悲しいです。
つらくさせてしまってごめんなさい、種。
でも許して、途中から何も覚えてないの。
本当にごめんね。
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