入院のための準備として、えいっ!て軽く助走をつけるために。
「量は少しでも良いからいちにち3食」にトライしてる。
先週一週間は、ほぼ絶食状態だったから、病院で点滴受けて、
家でやわらかいごはんと、水分を摂りだしただけで、
体はどんどん吸収して、体重は戻りつつある。
毎食おなか痛い。
毎食おなか怖い。
「ごはん食べた」というか。
「爆弾を腹に仕込んだ」って感覚。
「ジュース飲んだ」というか。
「劇薬流し込んだ」って感覚。
それは、とてもとても、怖くて、重くて、痛い。
怖い、と思ってしまうなんて。
あまり周りに知られたくない。
けど怖い。
今日は本当に久しぶりにコメ以外の固形物を食べた。
明るい陽のもとで「食事」と目を合わせたのも久しぶり。
速攻おなか痛くなったから少し泣いて、トイレで吐いた。
スプーンにクリームシチューの人参を、ひとくちすくって、じぃーっと見て聴く。
食べる、食べない、食べたくない、食べられない。
おなか痛い、まだ痛くない、このひとくちで痛くなるかも。
このひとくちは「大丈夫」なひとくち?
そう思いながら食べたお昼ごはんのクリームシチューは、
ついさっきまで、あたしのおなかで暴れ回ってあたしを存分に苦しめた。
やっと楽になってきたのに、ただ今の時刻、夜8時半を過ぎました。
少し遅い夜ごはんの時間です。
ごはんについて。
自分の命について。
見て、聴いて、考える。
大切な時間です。
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