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2024/05/10 10:48 |
雨上がりの病院。
あの色褪せたサッカーボールは友達だったのに。

今日見たら跡形もなく片付けられていた。

今朝、出先で調子がドドドーッと崩れて病院にかけこみました。

改めて思う。

調子とか体調とか体重の減少とか。
悪くなるのって本当にドドドーッ!て雪崩みたいにあっという間。

気付かないもので、とても怖かった。

脳内で殺される映像ばっか流れて。
その前に死んでやるよって実行する映像ばっか流れた。
つねに見張られていて、突き止めようと振り向くと、
その黒い影はあたしの視界の側からサラリと居なくなる。

包丁も出てきたし、カッター、カミソリ当たり前。

あたしは頭の中の男に、ピンクの肉の塊になるぐらい。
ぐっちゃぐちゃにこねられて、傷付けられて殺される。

逃げるには走るしかないから部屋でずっと歩いたり走ったりしたんだけども。

どうしようもない、怖い、くるしい、頭が狂う、足痛い。

病院についてもソワソワ、止まらず、柱の周りを回り続ける。

ああ、子供が不思議そうな目で見ているよ。

そのお母さんが警戒して子供を引き寄せたよ。

涙ばかりがちょろちょろ出てきます。

診察室に入ってもイスにも座れず立ったまま足踏み診察。

あまりに泣くから、あまりにテンパるから、とりあえず筋肉注射。

今日は手が離せないって言ってた主治医の先生もどうしたものかと降りて来てくれた。

医者なら誰でもよかったけど、とりあえず、主治医の先生と面談。

やっぱり終始、足踏み診察。

聞こえてくる声が酷くて、眠れないこと、
ずっと左耳に男が張り付いているんだ、と先生に告げた。

薬を少し調整してもらった。

自分じゃよく分からないから、薬のことは先生を信じるしかないよね。


「声と距離をとって、黒い迷路から抜け出す自分をイメージしてみてごらん。」


出来そうもないよ先生。
それどころじゃないんだよ先生。

想像してみたけど、現実世界では迷路から抜け出れないよ。

病院でも外でも泣いた。いっぱい泣いた。散々泣き潰した。

涙しょっぱい。自分しょっぱい。生きるのしょっぱい。

「死にたいよ、でも死にたくないって思わなきゃダメなんでしょう?」

先生は「そうだよ。」と、うなづいた。

今日はいろんな人に迷惑かけた。

ごめんなさい。




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2010/09/14 19:12 | 色々

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